香水

香水の捨て方・消費期限・アトマイザーへの入れ替え方法・洗い方

香水の捨て方・消費期限・アトマイザーへの入れ替え方法・洗い方

香水を使う上でのちょっとした疑問や対処法について紹介します。

  1. 消費期限
  2. 劣化させない保管方法
  3. 香水の捨て方
  4. 香水のスプレー部分が開かない場合の対処法
  5. アトマイザーへの入れ替え方法
  6. アトマイザーの洗い方
  7. 再利用のアイデア
  8. ミニサイズの香水を買う方がお得かも

香水を使う機会が多い方でも意外に知らないこともあるかもしれないので、参考になればうれしいです。

香水の捨て方・消費期限・アトマイザーへの入れ替え方法・洗い方

消費期限

  • 未使用・未開封 : 約3年
  • 開封後 :約1年

香水の使用期限がパッケージに書かれていることはほとんどないので、未開封の場合でも購入してどのくらい経過しているのかは確認できないと思ってください。

未開封で保管状態が良ければ数年前の香水でも使える可能性はありますが、使用する場合は香水の状態を確認しないと肌荒れやシミなどの肌トラブルの原因になる恐れもあります。

変色している、酸っぱいニオイ・埃っぽいニオイがする場合は使用しない方が良いと思います。

開封後は1年を目安に早めに使用することを心がけましょう。

劣化させない保管方法

香水が劣化する要素

  • 温度変化
  • 酸素

空気に触れないようにキッチリふたをして、直射日光・蛍光灯が当たらない冷暗所に保管しましょう。

香水の捨て方

中身が入ったまま捨てることは出来ません。まず中身を出してから瓶を捨てることになります。

中身の捨て方

いらなくなった布やキッチンペーパーなどに吸わせてからビニール袋に入れて燃えるゴミとして捨てます。

洗面所や排水溝に直接捨てるのは、ニオイが部屋に充満してしまうので絶対にやめておきましょう。

香水の瓶の捨て方

自治体によって「燃えないゴミ」か「空き瓶」か変わってくるので、分別方法を確認してから捨てましょう。スプレー部分を外して捨てる必要があるかも確認したほうが良いですね。

香水のスプレー部分が開かない場合の対処法

香水を捨てようと思ったら中身がまだ残っていて捨てられないってことはよくある話ですよね。

中身を出そうとしたらスプレー部分が開かなくて困ったという経験はないでしょうか?

中身を出さないと捨てられない、でも開けられないという場合の対処法を紹介します。

香水の中身を出すにはスプレー部分を外す必要があるんですが、香水によっては簡単に外れないものもあります。

この場合できることは、

  1. 頑張ってスプレー部分を外す
  2. ひたすらプッシュする

この2択になります。

頑張ってスプレー部分を外す

用意するもの

  • マイナスドライバー
  • ニッパー
  • 軍手
  • 新聞紙

①スプレー部分の下の方にマイナスドライバーを差し込み、持ち上げます。

②ニッパーで縦に切れ目を入れて外します。

作業するときは、換気を良くして新聞紙を下に引き、けがをしないように軍手を付けておきましょう。

読んでみてわかると思いますが、結構面倒です。基本的にオススメしません。

1回目は手が滑ってけがをして、2回目は中身を派手にブチまけた私が言うんだから間違いありません!!

ひたすらプッシュする

なんだかんだでこれが一番安全かつ早くて簡単な方法です。

いらなくなった布などに香水を吸い込ませて、ビニール袋などに入れて燃えるゴミとして捨てるだけです。簡単ですね。

通気性の良い屋外かベランダで作業するようにしないと、部屋にニオイが充満してトンデモないことになります。

マンションやアパートに住んでいる方がベランダで作業するときは、隣の家の方がベランダにいないことを確認して作業した方が良いと思います。

10mlで100~200プッシュ必要なので、中身が多い場合は疲れると思いますが、無理に開けようとするよりラクです。

捨てずに売るという選択肢も

いらない香水がたくさんある場合は、捨てずに売るというのも検討してみましょう。

メルカリやラクマなどのフリマアプリで使用済の香水を売る方も多いです。「梱包キット」が無料で利用できる香水の買取サイトなら手続きも簡単ですね。

アトマイザーへの入れ替え方法と洗い方

入れ替えに使用する道具

画像引用 株式会社ヤマダアトマイザー

  • スポイト・シリマー
  • 詰め替えノズル
  • ジョーゴ

どの道具を使うかは、香水のキャップ部分がどこまで外せるかによって変わります。

この3種類の道具があればどんな香水の入れ替えにも対応できるので、初めてアトマイザーを購入する場合は、付属品として付いているものを購入するようにしましょう。

詰め替えセット

100円均一でも売られていますが、購入する場合は3種類揃えておきましょう。

3種類セットになった詰め替えセットも売られています。

スポイト・シリマー

キャップ部分がすべて外せる場合はスポイト・シリマーを使用します。

注射器のようなものを使って香水を吸い取ってアトマイザーに入れます。

詰め替えノズル

香水のヘッドキャップを外して詰め替えノズルをはめてプッシュすることでアトマイザーに香水を入れることができます。

何回もプッシュする必要はありますが、飛び散ったり漏れにくくなっています。

ジョーゴ

アトマイザーの方にジョーゴを差し込んで、傘の部分に向かって香水をプッシュします。

うまくやらないと飛び散ったりこぼれたりしやすいと思います。

アトマイザー(香水瓶)の洗い方

洗っても完全に香りを消すことは難しいです。ある程度は香りが残るので違う香水を入れる場合などは注意しておきましょう。

無水エタノール

アトマイザーに無水エタノールを入れて何回もプッシュします。数回繰り返したら8分目まで無水エタノールを入れます。数日後に中身を出して自然乾燥します。

お酢

酢と水を1:3の割合で混ぜてアトマイザーを数日浸け置きし、水洗い後に自然乾燥します。

再利用のアイデア

ただ捨てるのももったいないと思う場合は、別の用途で使うことも検討してみましょう。

消臭剤として再利用する

小皿に塩を置き、香水を吹きかけると部屋の消臭剤になります。玄関先においても良いと思います。中身を出さずに吹きかけるだけなので簡単ですね。

適当な布に吹きかけて、クローゼットにかけておくのも良いですね。

掃除で使う

香水はアルコール分を含んでいるので掃除に使うのも良いです。

スイッチやハンドルなどの皮脂が付きやすい場所なら、香水はアルコールを含んでいるので綺麗になりますよ。

ミニサイズの香水を買う方がお得かも

香水は内容量が多い方がお得に購入できますが、使い切れない場合も多いですよね。香水の処分は結構手間がかかって面倒です。

香水が好きでたくさん買ってしまうけど、使い切れずにたまってしまう場合は小分けされた香水を買う方がコスパが良いかもしれません。

使い切りサイズの有名ブランド香水が手ごろな月額料金で楽しめる香水の定期便「セントピック」と「カラリア」なら、4~5mlの香水がアトマイザーに入って自宅に届きます。

フルボトルの香水を買う場合より割高ですが、使い切れずに捨てるよりコスパが良いと思うので興味がある方は確認してみてはいかがでしょうか。

香水の機内持ち込みについて