『定額・いきなりサブスク』はサブスクじゃない!!【いきなり!ステーキ】
いきなり!ステーキで4/1(水)から『定額・いきなりサブスク』という新サービスが始まっていますね。
どんな内容かというと
- いきなりサブスクプレミアムカードを2,000円(税込)で購入
- 購入から1か月間、飲食代が10%割引
- お連れ様1名様まで10%割引の対象
- 有効期限はご購入から1か月間
- 発行店舗のみご利用可能
販売店舗:銀座4丁目店(東京)、錦糸町店(東京)、浅草雷門店(東京)、オリナス錦糸町店(東京)、東京八重洲地下街店(東京)、墨田太平店(東京)
ようするに1か月以内・同じ店舗で2万円分以上の飲食をすればお得になるということですね。
ランチメニューのワールドハンバーグ300g1,100円をであれば990円になるので110円安くなります。20回食べれば2,200円安くなるので、
いきなりサブスク代2,000円引いて200円得するということになりますね。
お連れ様1名様まで10%割引の対象なので、月に20回誰かといっしょにランチを食べに来れば400円得することに。夜のメニューなども含めれば1,000円以上になるかもしれませんね。
「発行店舗のみご利用可能」なので、普段行く店舗でいきなりサブスクプレミアムカードを作成しないと割引にならないので注意が必要です。
『定額・いきなりサブスク』の問題点
外出自粛・緊急事態宣言により営業自粛・時間短縮している飲食店が増えています。
【いきなり!ステーキ】も営業時間を変更する店舗が多いです。
こういう状況になることは、『定額・いきなりサブスク』を開始した4/1よりずっと以前から予想できとことです。なのに店舗限定・期間限定のサービスを開始したというのは問題があると思います。
『定額・いきなりサブスク』は、たくさん食べるか何度も通わないと得しない仕組みですよね。もし期間途中に対象店舗が休業になったら損することになるかもしれません。それが分かっていて、あえて今こんなサービスを開始することに不安すら感じてしまいます。
『定額・いきなりサブスク』はサブスクじゃない!!
この『定額・いきなりサブスク』自体がお得かどうかはさておき、気になるのはこのサービスの名前に「サブスク」という言葉が使われている点です。
一般的にはサブスクと書いていればサブスクリプションサービスと解釈するはず。
サブスクという言葉は、定義として定着しているとは言い難い言葉ですが、多くの方にとっては、月額払い・使い放題という受け止め方をする方がほとんどでしょう。
『定額・いきなりサブスク』は、2,000円払うことで飲食代が10%OFFになる仕組みです。
これをサブスクと表現することには大きな違和感を覚えます。定額のサービスだからサブスクって言って良いだろうという安直な考えで名前を付けたように思います。
私には、ただの有料会員割引としか思えません。
サブスクリプションサービスは色々な業界で広がっていて、それぞれに特徴がありますがこのやり方をサブスクと呼ぶべきではないのではないでしょうか?
SNSでも厳しい意見が多かったですね。
- これはサブスクじゃない
- 全然お得じゃない
- 客を馬鹿にしてる
- エイプリルフールのネタか
サブスクリプションサービスは、利用者の声を重視してサービスに還元していくことが重要です。これを考えて実行した経営者はサブスクリプションビジネスをイチから勉強し直してもらいたい。
『定額・いきなりサブスク』という名称でなければ気にならないんですが、SNSの反応をみると失敗したと言うべきかも。話題になったという意味では成功なのかもしれませんね。
いきなり!ステーキのヘビーユーザーはお得になるサービスなので、月に2万円以上食べる予定があれば利用してみましょう。急に店舗が閉鎖にならない限りお得です。
飲食店のサブスクサービス
飲食店のサブスクサービスでも評価の高いサービスはあります。
always LUNCH
月額7,980円(税別)で対象店舗で毎日ランチが食べられるランチのサブスクサービスです。大体500円程度のランチが食べられるので16回くらいの利用で元が取れる仕組みです。
いきなりサブスクとの違いは、対象の店舗数が多く毎日違うランチを食べることもできる点。ランチを外食に頼る人は多いので元が取りやすいというのも大きいですね。
詳しくはコチラで→【always LUNCH】月額7,980円のランチのサブスク